Gravity I

序章 月が欠けた夜に、星の道標を  親愛なるあなたへ  星が降るような冴え冴えとした夜、あなたと再び巡り合ってから、七度太陽と月が入れ替わりました。  深い森で、ただ静かに自らの終着点を見定めようとするあなたの、頬を伝わ…

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