——舞台に立ち、後悔を振り切り、民草を見よ。
(文字が掠れて読めなくなっている)
運命を(二文字分の空白)伸ばされた手を繋いだなら、解答は導かれ、自由を掴んでいるだろう。
——そして再び、玉座に座す日が訪れる。
『龍の鐘楼』という、ウェイストプロージに点在する旧い建造物に刻まれた言葉。もちろん現在の公用語であるアトラシオン語ではありません。知るべきではないのです。
きっとこの記述は忘却の川に流されていくことでしょう。それでも構いません。
この預言を真に必要とする者は、いずれ然るべき場所に姿を現すでしょうから。